推理小説『殺人鬼2』

殺人鬼〈2〉―逆襲篇 (新潮文庫)

殺人鬼〈2〉―逆襲篇 (新潮文庫)

スプラッタ小説「殺人鬼」の続編です。
以降多少ネタばれを含みますが、御了承下さい。



内容は前作同様、謎に満ちた殺人鬼の手によってただ次々と人が惨殺されてゆきます。
その殺人工程の描写も変わらず鬼畜たるもので、また舞台が病院なため余計に想像してしまい、前作以上に気分が悪くなってしまった。

トリックは前作を既読したためか、想像しやすかったです。
とは言っても犯人が「殺人鬼」であり、どういった存在なのかが分かっただけですが。
トリックにはもう一捻り欲しいとは思いましたが、スプラッタ小説としては良いと思います(まだ2冊目ですが)。

次回の「殺人鬼3〜完結編〜」はあるのだろうか・・。